スタッフブログ
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地域で取り組む認知症対策(第6回)
平成27年11月16日
「寄り添ってみましょう 相手の心」と題して、医療法人新生会高田中央病院 ものわすれ相談室 の後藤聡美さんをお招きしました。今日は認知症のなった方の声を聞きました。「どうしてこんなことになってしまったんやろ」「失敗しちゃいけない。そう思って忘れないように頑張っているんだけれど私の知らないところで、やっぱり忘れていて、失敗しちゃうんです」「近所の人におかしいと思われたくない。認知症と知られると、人が私から離れるようで、怖いんです」など、辛く苦しく、寂しく悲しい思いをされ、孤独であられるのだなと思いました。たとえ一言の挨拶でも、たわいのない話でも、「自分に声をかけて来てくれた、気にかけてくれている」それだけでも人は嬉しくて、心が温かくなるものだと思います。“おはようございます。今日は寒いね、体調はどうね?...”そのような声を自然にかけあえる地域でありたいです。

堀田町の皆さま こんにちは。
今回、生目町の方からご紹介頂き、平成27年10月8日.12月3日と堀田町長寿会(老人会)におじゃまいたしました。介護保険サービスについてご理解頂けましたでしょうか? 制度を理解して、できるだけ住み慣れた地域で暮らせるために考えていきましょう。気軽に声をかけあう地域、これからは地域互助力が要となります。
またインフルエンザ、肺炎球菌ワクチンのお話しをさせて頂きました。肺炎は日本人の死因第3位の病気です。亡くなる方の約95%は65歳以上と言われています。風邪から肺炎になることもありますが抵抗力(免疫力)が弱まったときなどに感染を起こしやすくなります。年度ごと定期接種の対象者が決まっていますので、該当者の方はかかりつけ医に相談しましょう。

地域で取り組む認知症対策(第5回)
平成27年10月19日
今回は「介護の仕方と介護者の心」題して、実際に義理のご両親を介護された方Mさんをお招きしてお話をして頂きました。やはり介護するうえでは、抱えこまないことが大切でしょうか。きっと沢山の葛藤があったでしょうが、気持ちを切り替えて前向きにされてました。友人にお話を聞いてもらったり、ドライブに行ったり、上手に気分転換することがコツのようですね。介護だけに没頭してしまうときっと気持ちに余裕がなくなるかもしれません。お花や植物をみてやさしい気持ちになったり、手作りおやつを作って友人とおしゃべりしたり、それは自分にとって大切な時間です。介護される方々に「ほっと一息つける時間」をもっていただきたいなあと感じました。
※Mさん、今日は貴重なお時間ありがとうございました。みなさんと食べたMさん手作りのおまんじゅう、とても美味しかったです。

地域で取り組む認知症対策(第4回)
平成27年9月21日
今回は青山・東山地域包括支援センターの岩崎氏はじめ、職員の方々をお招きしてご講演頂きました。
寸劇抜群!グループワークも活発な意見交換の場となりました。またボランティアの方の協力もありました。ボランティアの方の朗読を通して、認知症になった方の気持ちを考えました。ご本人は本当にたまらなく不安であろうと感じました。よく「頭が変になってしもうた」とおっしゃるのを聞きます。周囲はそく注意しがちですが、かえってご本人の不安を増強させてしまい、さらに落ち着かず、症状の悪化を招いてしまうことにもなりかねます。
次回はどのような対応をすればよいのか考えていきます。
地域で取り組む認知症対策、これからも続きます(^_^.)
ボランティアの方、青山・東山地域包括支援センターの皆さま、ありがとうございました。

口腔ケアは大切な看護ケアのひとつ!
平成27年8月27日
湯のまち勉強会が開催されました。講師は酒井 珠材 先生をお迎えいたしました。
訪問看護においても口腔ケアは大切なケアの一つです。日々継続していきたいところですが、高齢者世帯、独居、認知症、またその方の生活背景や価値観など、そして疾患も様々で、日々の口腔ケアをいかに継続していくかが課題です。訪問看護も毎日の介入はできませんが、口腔ケアの必要性が伝わるように説明を行い実践し、ご本人ご家族、ヘルパーさんの協力のもと、悪化しないように努めていきたいと思います。地域で開催されるサービス担当者会議では、情報を共有する良い機会です。これからも訪問歯科診療の先生と連携し、アドバイスを頂きながら悪化を防止していきたいと思いました。口腔ケアは、誤嚥性肺炎の予防と全身状態の維持向上につながります。目的はご利用者さんが、美味しく食べること、美味しく食べることは生きる意欲に、そしてQOLの向上につながります。
※次回、湯のまち勉強会のテーマは CONTENTS ″ご案内″よりどうぞ
お気軽にお越しください。

